コンプレックスを克服した話
みなさんはコンプレックスってありますか?(唐突)
頭が悪いとか運動ができないとか能力的なものから、目が小さいとか指が太いとか容姿的なものまで、様々なコンプレックスがこの世にはあると思うんです。
コンプレックスという単語を辞書で引くと、「自分が他より劣っているという感情。劣等感。」と書いてあります。
劣等感。
私はstrawberryに入れませんでした。
これがこの1年の私のコンプレックスでした。
オタクやってるとそれぞれあると思うんですよね。
例えば、あの現場に入れなかった
例えば、あのグッズを手に入れられなかった
例えば、もっと早く好きになりたかった
私はこんな気持ちが自分の中でうまく消化できずコンプレックスになってしまう心が弱いタイプのオタクなのでどうしても生きるのがしんどい(しんどい)
分かってはいるんです。
全ステしてるから優れてるとか、茶の間だから劣ってるとか、何かを好きな気持ち、応援する気持ちに優劣なんてないということは分かってるけど、けども。(けども)
私にはstrawberryがただの15周年記念LIVEだったとは到底思えなかったんです。
1年前、いろんなことが起きたじゃないですか。
何が嘘で何が真実か分からない情報が飛び交う中で、ただ「私の大好きな人たちがいなくなっちゃうかもしれない」っていう気持ちだけは確実で。
私は4人になってからNEWSを好きになりました。4人になってからの彼らしか知らないけど、好きになったあの日からずっとずっと応援してて、ずっとずっと応援してる中で去年みたいなことは初めてで。
初めて"NEWSがなくなるかもしれない"という不安を抱いて、その不安は恐怖に変わって、ほんと、重い女だと思われちゃうかもだけど夜も眠れませんでした。
安心させてほしかった。
し、
支えてあげる、なんて言い方は烏滸がましい気がするけど、どうしようもなく彼らを支えたくて。
とにかく、1年前の私は、
彼らの姿をこの目で確認したかったし、
彼らの言葉をこの耳で聞きたかったし、
彼らをこの手で支えたかった。
その手段がstrawberryでした。
でも私は入れなかった。
まあ、簡単に言うと、私はstrawberryに対して、メンヘラ女お得意の「1番辛い時に傍にいてくれなかった、いてあげられなかった」という感情を抱いてしまったわけです。
もうここからはもはや意地です。(意地)
レポなんて見ない!セトリなんて見ない!
演出なんて聞きたくない!
私の知らないNEWSなんて知りたくない!
入れなかった女の嫉妬にまみれたきったねえ感情が溢れて溢れて溢れた結果、strawberryコンプレックス、もしくは味スタコンプレックスとでも呼ぶべき症状として現れました。
大好きな人たちの記念すべき15周年LIVEの内容を自分勝手な嫉妬で知ることができず、また純粋に15周年を祝うことができず、それもずっと心苦しかった。
時間が解決してくれるとはよく言ったものだと思います。strawberryから少し経って、いろんな騒動も少し落ち着きました。私の心にも余裕が戻ってきました。
でもやっぱりstrawberryを、というよりはstrawberryに入れなかった自分だけは受け入れられなくて。どうしようもなく悔しくて。
その頃になるとstrawberryをいい思い出のように語るツイートも見かけるようになりました。全然構わないんです。そりゃあ幸せいっぱいの、宝物のような時間だったでしょうし、そのようなツイートを批判したいわけじゃなくて。
誰も悪くないんです。ただ私が嫉妬深くて陰湿なオタクなだけで。
「1日目と2日目でこことここが違ったよね!」なんてツイートを見ると、「あぁ、私は1日も入れなかったのにこの人は2日とも入ったんだ」と思ったし、「誘われたからstrawberryで初めてNEWSのLIVEに入った」なんてツイートを見かけた時にはもう悔しくて悲しくて。絶対に思ってはいけないことを思ってしまうこともありました。
幸いなことに自分勝手な嫉妬だと理解はできていたので、TLに流れてくる情報を拒否することはなかったですが、やっぱり私の知らない時間があるんだなあと実感する時が1番つらかったです。
こんな私を救えるのはstrawberryの円盤化だけでした。
ただこれはみんなも同じ気持ちだったと思うんですけど、円盤化のお知らせが一向にない(笑)全くない(笑)笑えない(笑)
「strawberryは円盤化しない」
そんな意見がどんどん色濃くなっていく世界を見て1番震えてたのは間違いなくこの私です(大袈裟)
ついに私の知らない、知ることのない幻のLIVEになるんだなぁ、と、ぼんやり思う私と、やっぱり諦めきれない私が.com
そんな時でした。世界が動いたんです。
2019年8月1日。strawberry発売決定。
strawberryから1年が過ぎようとしていました。
私は激重限界オタクであると同時に、激チョロハッピーオタク(陽)でもあります。発売が決定してからは浮き足立ちすぎてしまい世界から3ミリ浮いちゃってた(ほんとだよ!)
加藤さんが「来れなかった人も沢山いるだろうからみんなに届けられて嬉しい」って言ってくれたのも、小山くんが「来られなかった人にも思いが届きますように」って言ってくれたのも、ただただ救いでしかなかった。彼らにとっては当たり前のことなのかもしれないけど、その当たり前を言葉にしてくれて本当に嬉しかったです。
そして今日です。今日でした。
私はようやくstrawberryに入ることができました。
何度も言うけど激重オタクなので思うことはたくさんあるけど、やっぱり大好きな人たちのキラキラしてる姿を見るとこの1年私を苦しませ続けた劣等感なんて嘘のように消えてなくなっちゃった。単純明快ハッピーオタク万歳。
もう誰かがしてるstrawberryの話を歯軋りしながら聞かなくても良くなったと思うと、これでようやくわたしの大好きな人たちの大切な記念日を心からお祝い出来ると思うと、世界がまた1つ優しくなりました。
やっと大好きな人たちの15周年という記念すべき日に追いつけた気がします。
改めて、15周年おめでとうございました。
16周年もおめでとう(笑)
こんなひねくれてる私だけど、17周年も、その先も、ずっとずっとず~~~っとお祝いさせてね
そしてこれも1年経ってようやく言える、
オタクのみんな~~~~!!!
私とstrawberryの話しよ~~~よ~~~!(満面の笑み)